BOX CARS

AAR規格の40ft車。
キャピトルヘラルドは回りに LINKING 13 GREAT STATES WITH THE NATIONと書かれ、車番側にBALTIMORE & OHIOとフルスペルで社名。
No.466356 クラスM55c、General American Transportation Corp.で1945年に製造された車輌である。

モデルは、MDC(Model Die Casting) 社製、ROUNDHOUSE ブランドの製品、渋いボックスカーレッド塗装は渋過ぎかな? 

ダブルドアの40ft車。
キャピトルヘラルドが左、右に大きくB&Oのロゴがかかれたタイプ。
No.293647 クラスM-59、1946年から47年にBethlehem Steel とSteel Car Co. で製造された車輌である。
ダブルドアにより14ftの広い間口をとり、荷役のしやすさを追求した車輌。

モデルはAccurail製、少々派手なレッド。MDCに比べてかっちりした作りのキットで、ディテールはそこそこだが良心的な価格と丈夫な車体がうれしい。

ラウンドトップの40ft車。
ラウンドトップは車輌限界の中で荷室を拡げるために工夫された手法で、ペンシルベニア鉄道が有名だ。右上にフルスペルの BALTIOMORE & OHIO、左にキャピトルヘラルドが書かれただけのシンプルなレタリング。
No.382015 クラスM27(?)、資料ではラウンドルーフ車ではないのだが・・。ナンバリングが違うのだろうか?381xxx番台がラウンドルーフ車で、クラスはM53となる。

モデルはMDC製。これまた渋いボックスカーレッドである。

ラウンドトップの40ft車。
B&Oの運送会社REA(Railway Express Agency)所属の車輌、車体は上のラウンドトップ車と同様。
ヘラルドは13 STATES、右にB&Oのフルスペル。左はREAの社名が書かれている。
No.1875 REAのナンバリング、クラスはM53だろうか?

モデルはMDC製。グリーン塗装の車。

ラウンドトップの40ft車。
B&Oの運送会社REA(Railway Express Agency)所属の車輌、車体は上のラウンドトップ車と同様。
ヘラルドは13 STATES、右にB&Oのフルスペル。左はREAの社名が書かれている。
No.1938 REAのナンバリング、クラスはM53だろうか?

モデルはMDC製。ブルー塗装の車。

ダブルドアの50ft車。
キャピトルヘラルドは左上に小さく、右のロードネームは36インチのB&O。シンプルだが目立つレタリングである。
No.289247 クラスはM65。

モデルはAccurail製。

ダブルドアの50ft車。
ロードネームも13 STATESヘラルドも下に寄っている。ナンバーが右というのも??なのだが、なにがあってもおかしくはないアメリカ型だから許してしまおう。
No.296371 クラスM58。

モデルはAthern製。アサーンの車は車体が低く、ボディマウントのカプラーが基準より低くなってしまう。このため、台車と車体の間にワッシャを入れ、さらに車輪やカプラーで高さを調節している。

AARの40ft車。
SENTINEL SERVICE の塗装なのだがなぜか水色である。実車はBold blue という下のハイキューブ車よりも濃いブルーなのだが。
ナンバーなし。 クラスM55。

モデルはモデルパワー製。台車マウントのカプラーだったので車体マウントに改造、おもちゃっぽい車体だががっちりして強度は抜群。ドアも開くのだが、開けると肉厚の車体が見える。痛し痒し。

ハイキューブの40ft車。
C&O Art Deco Script で Cushion Underframe 。exceeds plate C の白線がハイキューブ車を表している。40ftのハイキューブはいかにも背の高い車である。
No.19818 実車資料なし。

モデルはAthern製。

50ft車。
1964年のRaceland Car Shops製。すでにB&OはC&Oの経営傘下にあって車輌の塗装などもC&Oに合わせている時代ということで、C&Oのイエローとブルー塗装となっている。また書体もこの頃はC&Oアールデコやゴシック、B&Oが以前から使用しているローマンが入り乱れる。
No.475132 クラスM75。

モデルはAthern製。

50ft車。
徐々にB&O色が薄れている時代の車輌。大書きのロードネームがなくなり、IDコードのB&Oもゴシック書体になっている。
No.481214 クラス不明。

モデルはAthern製。

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