工作日誌2:北恵那 デ560 その2
さて、続きである。
今回は台車の集電ブラシとセンターピン回りの加工を行った。時間がなかったのでほんの僅かしか進んでいない。

ABSの枕梁の幅が4mmなのでセンターピンは2mmネジとしたが、小径のダイスは持っていないので段付きネジは作れない。このため、段の部分だけ旋盤で削り出すことにした。
この2枚が完成写真。

内径2mm、外径2.3mmのパイプである。KS200の精度は以前極小パーツを作ったときに見当はついているので、この程度の加工であれば問題ない。


集電ブラシは右の写真のようにした。少々幅が広かったかも?折角のスポーク車輪が泣いてます。
集電ブラシは枕梁に1.4mmネジで固定している。台車と枕梁を固定していないのでブラシごと揺れるのだが、ちょっと自由度が大きすぎたようなので次回このあたりを改善しなくてはならなくなってしまった。

センターピン穴を開ける前の姿だが、台車回りはほぼこの形で落ち着くようである。


台車回りが落ち着いたので、次回は床板、モーターからの伝導を組むことにする。
実は、上回りの設計が全く手つかずなので床板のサイズすら決定していない。

03.03.16(続く)

 

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