工作日誌1:サンデーリバー鉄道レールバスの追加工
今月のラピタにも紹介されていた杉山模型さんのサンデーリバー鉄道レールバスにフライホィールを搭載しました。

昨年のJNMAフェスティバルで購入したもので、サンデーリバー鉄道は2フィートゲージのナローですが、杉山模型製品は1/87,9mmゲージで模型化されています。例に漏れず大変精巧な作りの製品で、動力は床上のキドマイティからギア2段で床下へ伝導され、前部台車のウォーム軸へ角棒と角パイプを使った伸縮自在の2段リンクで伝導されています。さすがに凝った動力装置ですが、絶縁側1台車集電とキドマイティのためか若干ギクシャクした走りになっていました。
そこで、ちょっと大きめのレールバスで車内に十分なスペースが確保できていることから、両軸モーターに換装し大きめのフライホィールを搭載して少々の集電不良でギクシャクしない動力装置にすることにしました。

車体を取り外した写真でお判りのように、モーター部分の床板を2重にしたしっかりした構造になっています。手前のモーターが換装するマシマ製の小型両軸モーターです。キドマイティよりも長さと幅が小さいものです。モーター取り付け穴はキドマイティと共通なのでモーター取り付け板を換える必要はありません。ただ、写真でも判るようにモーターの右手、後部台車(動力側)のセンターネジが飛び出しているためここを避けた形のフライホィールにしなければなりません。
いよいよ削りだし、15mmの真鍮棒から最大直径12mmのフライホィールを切削します。
センターピン逃げの部分は3mm径、中心に1.5mmドリルで中ぐりすれば完成です。今回から外径切削はオークションで入手したタンガロイバイトを使っています。0.8mmぐらいまでは一気に削ることができるようになり作業がはかどりました。

削り上がったところでモーターにはめ込んでみます。
ちょうど良くカシメで取り付けできましたが、今後のことを考えるとイモネジで締めておくほうがいいかもしれません。
キドマイティを外してモーターを換装、フライホィールをセットした様子です。いまのところ震えることなくしっかり機能しています。
車体取り付け前にウェイトを補重しました。
使ったのは写真にある鉛の粘土です。鉛の比重と粘土の扱いやすさでとても便利に使えます。レールバスにはボディ側のボンネット部分と最後部、床板側は運転席付近に詰め込みました。これで集電もバッチリではないでしょうか。
最後にフライホィールのテストです。12Vの電圧を掛け20cm助走、電源を切ってどれだけ空走するかです。
結果は、3.5cm〜4cmでした。元々スピードが出ないのでかなりの効果がありました。勿論ホィールなしでは電源断直後に停止します。
 

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