その1:シェイの加工 (1)サウンド - 2
シェイのサウンドは前回の時点でなんとか鳴る程度、1月末に仲間で持ち寄って動かしましたがうちのが一番貧相な音でした。
そこで、帰宅後すぐに追加工に入りました。

前回の宿題・・・

1.配線の整理

デコーダーからはNMRA8ピンの端子にリード線をハンダ付けし中継基板に接続しています。これでなんとかギリギリ水タンク内に全ての配線が収まりました。が、車体からのリードを製品で使用しているままの長さで接続したので、水タンク内は配線が渦巻いています。

2.サウンドの質を向上させる

サウンドは、汽笛のCV値をlightとmiddleにした場合ビビッてしまいます。スピーカーが悪いのか?? とりあえずのところはheavyにして凌いでますが、ライトの方がこの機関車にあっていると思っています。この点要調整です。

今回の作業

1.スピーカーの換装と配線の整理

2.エグゾースト用のコンタクト設置


まずはスピーカーを換装しました。

前回搭載したサカツウの角タイプは定格1Wの割に汽笛などでビビッていました。スピーカー自体をいじって音質を向上させるなんて芸当はできないので、E8で使ったフォスター製0.5W丸型に換装しました。

E8はすでに重連で4スピーカーへ工事中なので、以前加工したフィルムケースの底で作ったボックスに入ったスピーカーが余っていました。これをそのままシェイに載せます。

スピーカーだけなら純正のものと同じ大きさですが、フィルムケースに入れてあるので幅30mm、厚さ8mmぐらいになっています。


換装前のサカツウより厚さがあり、さらに基板を水タンク上部に圧迫しているようです。

デコーダーの配線は前回段階でNMRA8ピンから直接出し、小さな中継基板にまとめて製品の配線と結線していましたが、今回中継基板すら入れられない狭さとなったため直結しています。

また、製品からの配線がかなり余裕があり、これを整理するだけでもトグロ状態はかなり解消します。低電流ダイオードもシュリンクチューブ内に納め直結配線にして、配線自体も上下方向に重ならないようICの隙間を這わせています。シュリンクチューブが嵩張るのが辛いところですが、ボディとの絶縁材にはちょうどいい感じです。

 

薪を載せた状態。

上から見る分には様になっていますが、白いプラケースが外から見えるのは興ざめです。

もともと製品に付属していた水タンク前面の板を数ミリ前にずらして目隠しする予定です。

2.エグゾースト用のコンタクト設置


コンタクトは特に変わったことはせず、デコーダーの説明書通りに取り付けてあります。

説明書では触れてませんが、コンタクトの隣青銅線は若干上下方向にカーブを付けています。そのままでは揺れた時などレールに触れる可能性がありそうなためです。

コンタクトを付けた後CV116を変更しないといつまでたってもエグゾーストはボリュームコントロールのままです。
さらに116の値で歯切れの良いエグゾーストにしたりリバーブの効いた音(もやっとしてますが)にもできます。

これで当面の工作が終了しました。

今回の音はかなりまともになっています。スピーカーの後ろちょっとでも空間のあるボックスがあると音が大きく、響きも良くなりました。スピーカーと音量、音質についてはもっと研究(勉強?)しないといけません。音圧などの測定器があればいいのですが、レンタルで借りられるかな?
エグゾーストは面倒だったのでコンタクトを付けていませんでした。工作会で浜ちゃんが付けて良い結果がでていたので急遽取り付けた次第です。ボリュームコントロールでは特に低速時のドラフト音を合わせるのはかなり難しかったので、コンタクトの必要性を実感しました。

この項 終わり


 

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