Page2:MTCC規格モジュールを作るぞ! その2

 

まずは前回の宿題。カーブモジュールの規格。
写真でみると35cmだったようなので9月21日に行われたグループ軌道線の総会&運転会で確認してきました。

図と写真の向きが違いますが、グループ軌道線規格のカーブモジュールは、35cm正方の角を面取りした形になっていました。
つまり、内側レールはモジュール端から端までカーブしていることになります。

外側は5cmオフセットされているので敷設は楽でだろうと思いますが、端部にはKATOのフレキを切り取った部分がくるので大変じゃないかと思います。

端を面取りするのも面倒なので私はそのまま正方形で作るつもり(いいのだろうか?)です。

さて、製作に入る前にグループ軌道線の運転会で仕入れたほかの写真もご紹介しましょう。

写真左

会長の中澤さん製作、複線分岐モジュールです。
以前はインターバルタイマーで数10秒おきに方向を変えるシステムでしたが、今はポイント用デコーダーが埋め込まれ、手元のコントローラからポイントを転換することができます。中澤さん手製のキドマイティで駆動するマシンがポイント裏に仕込まれています。
向かって右手のポイントは左側通行のためフリーです。

線路左側の信号は下の写真のように両側から確認できます。もちろん、片側が緑の時は裏は赤です。この信号はポイントマシンに設けられた接点で転換してました。

路面の石畳は不織布のプリンタ用紙にプリントしたもの、質感が石畳にはもってこいです。
一部専用軌道区間もあり、僅かな高さにガーダー橋などが設置された区間もあります。机スレスレの割に実感があるのはなぜなんでしょう??

モジュールの製作

グループ軌道線のモジュール制作を作り始めました。

材料は定尺のMDFと10×15×900mmの檜棒です。
MDFは150×450mmの軌道線規格12枚とカーブ&分岐用に450正方が4枚取れるのでドイトで買ったそばからカットもお願いしました。カット料320円、とても安いので毎回カットもお願いしてます。

早速、素組を行い、複線の直線用を12枚制作。制作中の写真が右です。檜棒はさすがに自らカットしてます。

MDFは変形が少ないという噂を聞いていたので使ってみたかった素材でした。今回、軌道線規格では4.5mm厚なのですが、MDFは4mm厚、0.5mmはどこかで帳尻を合わせないといけないですね。

檜棒との接着は普通に木工用ボンドを使用しています。ドイトの帰りに100円ショップでクランプを買いたかったのですが、近所のショップにはクランプは置いてなかったので、右下の写真のように、辞書と文庫本で固着までの重しにしました。

こういう時でもないと辞書を使わなくなったのは恥ずかしい限りですが、重しとしては最高です(^^;)。特に、この研究社の辞書は完璧・・・ちなみに、昭和43年版です。

軌道線では組んだ後、オイルステインを塗って下地処理してます。経年変化にも強いそうで、MDF製のこのモジュールも処理しないといけないかな?と考えています。
一応、ゆがみが出にくいとも聞いているのでしばらく放って置くものいいかな?

MDFのアップが右手前の写真、わりと木目が細かいようです。

MDFを使った感想は、思った以上に堅く全体にムラがないので、反りなどの心配はなさそうな気がしています。
週末までオイルステインなしで放置してみます。怪しそうだったり、軌道線のメンバーからの助言などありましたらすぐに塗布にかかろうかと思ってますが、この地肌の色も捨てがたいのであります。

今週の作業はここまででした。進行が遅くてすみません。

続く

2002.9.30

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