GraubuendenBahnグラウビュンデンバーン>

 

Hom --1/87・12mmゲージ-- スイスのRhBをプロトタイプにスイスのメーターゲージの雰囲気を模型化しようと取り組んでいます。運転を目的としたモジュールレイアウト作成が基本、車両はBEMO(ベモ)社を中心に、あまり手を加えずに使用しています。実際の運転はグループZUDENの運転会(こだわりの運転会)にモジュールを持ち込み、ダイヤ運転やデジタルコントロールを楽しむというスタイル。自宅でいつでも運転というわけにはいきませんが、ダイヤに沿って列車を振り分けたり編成表に基づいて入れ換えをしたりと、一人ではできない楽しみがあります。
 
INDEX

1. 駅モジュールの製作 

2. モジュールの進行状況

3. プロトタイプ(実写)


 

NEWS!!

ご覧のように、プレスアイゼンバーンから出版されている
 
TRAIN 1999年9月号にGrBの参加した第6回こだわりの運転会(こだ運6)が紹介されました。
その中で簡単にですが
GrBのダブルスリップセクションが写真で紹介されました。 つるかめつるかめ(^^)/

1999.12.31 

  グラウビュンデンバーンの沿革

グラウビュンデン州は北をドイツ、東をオーストリア、南をイタリアに接し、アルプスが東西に横切る起伏に富んだ地形をしています。
GrBは州都Churから東のダヴォスへ、南のサンモリッツ、ティラノ(イタリア)、西へFOとの連絡駅ディゼンティスを結び、FO・BVZへ乗り入れる氷河急行、イタリアへの国際列車となるベルナ急行など有名な優等列車を走らせる、国際観光鉄道とも呼べる鉄道です。
4000mクラスの山々をすり抜け、トンネルで潜るのですが、ラックレールなしでそれらの難所
を越えています。

 駅モジュールの製作

ダイヤ運転を基本とした運転会へ参加するモジュールの中でも駅モジュールはダイヤの要であり、入れ換えや列車交換など一人だけでは楽しめない要素の集中したモジュールです。

◆駅機能の設定

 駅を設計する際に重要な機能として、駅が置かれる路線が単線か複線か、終端駅か中間駅または分岐駅か、交換設備 の有無と線数、駅の主な用途;旅客駅・貨物駅・旅貨駅、付帯設備などがあります。

 今回は、運転会で主要な駅を狙っていましたので、次のように設定しました。

 1.単線区間にあり、支線を分岐する分岐駅
 2.本線列車の交換と追い抜きが同時にできること〜本線が3線以上の交換設備を持つこと
 3.支線は最低でも交換ができること、できれば始発列車を長い間停車させても問題がないこと
 4.たくさん種類のあるメーターゲージの貨車を楽しむため、貨物の積み出し設備を持つ旅貨駅とする
 5.付帯設備として保線用の車両の留置スペースを持つ。ここは臨時に機関支区のような運用ができることとする

◆駅の規模

 プロトタイプをRhBアルブラ線のFilisurとBerguenに求めたやや大きめの駅としました。駅舎はキブリから発売されているSURAVA駅がスイスらしくて規模的にもぴったりなので、これに合う規模の駅としました。

線路配置の決定

 このような設定を考慮して次のような線路配置としました。

 味付けとしては、メーターゲージによく見られる線路を埋めた低いホームとダブルスリップを絡めたシーサス、駅前には貨物の引き込み線が延びています。

◆制御機能

 模型ではこの部分が運転において重要な要素を占めます。参加する運転会や自宅での制御に合わせた制御方法を採用しないといけません。私のホームベースとなるZUDENやニフティの運転会では駅にギャップを置く給電方式が一般的ですので、それに合わせた制御方式を採っています。
 ポイントの制御も運転を円滑に行うために重要な要素です。操作したいポイントを直感的に操作できること、ポイントがどの方向に開いているかコントロールボードで確認できることなどがポイントと思います。
 これまでNゲージではコンデンサを使いましたが、Homではモーターを使ったポイントマシンが販売されています。ウォームを使ったスローアクションポイントは実物のポイントのようにゆっくり交換し、実感溢れる動きをしてくれます。

 

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