LOCOMOTIVES

B&Oの機関車はロイヤルブルーを基調にした渋い塗装である。
ディーゼル機関車は旅客用は灰色とブルー、黒の3色塗装、貨物用はロイヤルブルーに黄色のラインが入れられている。60年代以降、C&O傘下に入り、C&O同様ゴシック体のB&Oが大書きされたものになり、ブルーも少し明るい色になった。また、サンバーストと呼ばれる正面に朝日のような太い4本の放射ラインを入れたものもある。


EMD F7 A+B

 GMの機関車製造部門EMDによる本線用ディーゼル機の傑作、Fシリーズは貨物用機関車、先行したF3の後継形式で3800両近い車輌が各地の鉄道で活躍した。
 わが社に導入されたのはスチュアートモデル製の2000年の新製品、ヘッドライトが1つのフェーズII。実車では4647,4651,4654など、C&O傘下での塗装・ロゴは写真のようにゴシック体の大きなB&O、裾回りが黄色である。まだナンバーを入れていないが、実車ではAユニットはBユニットに近いエンドの黄線の上にナンバーが書かれている。

 以前カトーが供給していたシリーズであるが、現在はスチュワートモデルオリジナルとなっている。ディテールはそこそこですっきりした仕上がり、走行音は大変静かで牽引力も十分な製品である。Bユニットはダミー。デコーダの搭載はNMRA規格のソケットに差すだけである。当機はソケットにハンダ付けしてコストダウンした。

                          No.----

                          DCCデコーダー搭載 No.6666 Digitrax DH-121


EMD SD 9

 新世代のディーゼル機で好評のGP-9を6軸にしたSDシリーズ。
 Fシリーズの好調のまま、フードディーゼルもEMDが先行。ロードスイッチャーに分類されるこのタイプの機関車は、Fシリーズの車体を替えたGP-7に始まり、出力を増強したGP-9、6軸はGP-7に対応するSD-7が先行形式である。車体が同じため「履いている靴が違う」と言い表される。
 F7に対してこの車はB&Oオリジナルの塗装、裾回りの他に窓の高さに黄線が入る。ローマン書体の「BALTIMORE & OHIO」はかなり渋い塗装である。

LifeLike プロト2000製品、Lifelike社のプロトシリーズはそれまでの玩具的な製品と大きくイメージチェンジし細かなディテールに加え、牽引力、静かさともに抜群の性能になった。

DCCデコーダ装備、この製品にはNMRA規格のソケットが装備されている。

                          No.774

                          DCCデコーダー搭載 No.0774 Digitrax DH-121


FM H16

 フェアバンクスモース社のH16。スタイリッシュなGP/SDに比べると4軸ながら鈍重なスタイルが貨物用機らしく、EMDばかりじゃないぞ、と主張しているようで捨てがたい存在である。塗装はB&Oの貨物塗装、ローマン書体のフルレタリングである。

 DCC化が完了、デコーダの搭載は基板をカットしモーターと台枠の間に配線するため少々加工が必要である。

Bachmann、SPECTRAM製品。走りはプロトよりも無骨、イメージ通りである。

 No.927

                          DCCデコーダー搭載 No.0927 Digitrax DH-121P


EMD SW-9

 これもEMDの機関車だが、ヤードでの入れ換えを本務とするスイッチャーSWシリーズである。プロト2000製品で、小さいながらも20両ぐらいの貨車は楽々引き出すことができる。SD9同様抜群の走りで、kedeeカプラーと相まって気持ちいい入れ換え作業を実現している。
 そのうち、路面を数両の貨車を牽かせて走らせようと考えている。

 

 No.669

                          DCCデコーダー搭載 No.0669 Digitrax DH-121


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