第6話

KATO モハ181にデコーダーを搭載する。 

2002.6.15

 

久々にデコーダーを乗せました。今回は運転会で割り当てられたKATOの181系です。
第1話でグリーンマックス新動力を扱いましたが、KATOの電車や気動車用の動力はそれ以上に搭載が楽なことが判りました。さすがにDIGITRAX製品を扱うだけあります。ま、この動力を設計した時点ではDCC化なんて考えてなかったとは思いますが。

右の写真がモハ181を分解しデコーダーを並べたところです。
すでにモーターからの接点とレールからの接点は紙テープで絶縁し、デコーダー搭載場所を確保するために左側のデッキ仕切部分と座席を1列カッターで欠き取ってあります。

デコーダーはライト用の配線をまとめて輪切りのパイプで止め、レール、モーターへの配線をハンダ付けする部分までの長さにカットしてあります。

使用したデコーダーはDN121です。

下の写真がそのデコーダーを搭載後。レールとの接点部品は台車上部分をバネ状にして台車の接点に密着させる構造です。

このため、中央部であればバネの効果を損なうことなく配線できます。
モールドされた座席の間、通路部分にデコーダーからの配線を這わせて中央部でハンダ付けしています。材質が隣青銅なので、ハンダ付けせずに配線を挟み込むだけでも十分かもしれません。
製品では、モーターからの接点はこのレールへの接点部品に押さえ込む構造で接触させているので、この押さえ部品を外し、その部分を絶縁してモーター接点に配線をハンダ付けしました。

KATOの場合、椅子がモールドされているように、動力車であっても窓から客室が見える構造になっています。
デコーダーを見えない部分に取り付けるのは難しいので、窓から見えてしまう配線をできるだけ醜くないよう揃えるようにしました。(右)
とはいえ、大きなものですから結構見えてマス。

あっけなく終わってしまいました(^^;)、この間30分ぐらいです。費用さえ捻出できればドンドンDCC化できますネ!

今回は時間もないのでライトの配線はそのまま丸めてあるだけですが、今後この配線を使って編成両端の先頭車のライトを点灯できるよう工夫してみる予定です。
編成内の引き通しをどう処理するか、いろいろ考えられて面白い素材になりそうです。

BACK