駅のそば・うどん |
駅そば・うどん食べ歩きの足跡(2)
東海道本線 名古屋駅 みたて名古屋駅は3店目、きしめん、うどんと試食して今回はそばです。これまでいくら美味いといっても駅そばは町の蕎麦屋に敵うことはないと思ってました。が、この店は違います。
店に掲げられている口上も手打ちを唱っている通り、店内で手打ちしているようです。(見えないのが残念)
蕎麦は細め更級風、ぷーんと蕎麦の良い香りが立つのがなんともおいしいです。ざる蕎麦がオススメ。
データ 場所 東海道本線 名古屋駅名鉄寄り改札外 経営 みたて ? 麺 そば度 5 お値段 かき揚げそば:400?円
残念ながら時間がなくてどちらも写真のみです。ホームには東筑軒のブース、木造風のブースでは弁当も販売していました。
改札を出たところにあるのが山笠、こちらは店内も広くお弁当は隣に店を出しています。
ホーム:東筑軒の弁当併設ブース
改札外:山笠
名古屋駅では以前コンコースできしめんを食べましたが、今回はきしめんと反対側(大阪方)にあるお店を試してみました。きしめんに比べるならうどん!と、そばではなくうどん(なぜか力うどん)を食べてみました。
ここは店内でかき揚げを揚げていて、力うどんはかなりのミスチョイス。かき揚げそば・うどんともに350円の「あじさい」価格、それも揚げたてとはグレード高いですネ。
うどん自体は杵屋さんのようなこしの強い麺ではなく、こちらはいまいちではありました。
データ 場所 東海道本線 名古屋駅7番線ホーム 経営 kiosk ? 麺 こし度 2 お値段 力うどん:490円
かき揚げうどん:350円 新大阪はコンコースとホームにそば・うどんがあります。ホームはいつの間にか杵屋になってました。杵屋さんは町中にもチェーン展開してますよね? ホームにあるとちょいと得した気分です。
やはりホームの立ち食いとなると味は二の次になりがち(勿論がんばっているところもあるけど)、そんな中こういったお店があると味の部分、安心感があるのでは。
ここは讃岐うどんを食べてみました。これがすうどんクラスです。大阪のうどん屋さんは天かすは入れ放題になっているのですね。ここも天かすがカウンターに置いてあります。
データ 場所 東海道本線 新大阪駅ホーム 経営 ? ? 麺 こし度 4 お値段 讃岐うどん:270円
東海道本線 大阪駅 うどん・そば にしき大阪といえばうどんでしょう。今回は敢えてうどんを食べてみました。うどんの場合「すうどん」で勝負ですかね。育ちは関東人のワタクシ、あまりうどんの善し悪しが区別できてません。
これを書いていて、関西以西は「うどん」が「そば」の前に書かれることを発見。下の鳥栖駅も「うどん・そば」ですね。もちろん「にしき」さんも「うどん・そば」です。関東の場合、大概「そば・うどん」またはうどんを扱っていても「そば処」になってます。
データ 場所 東海道本線 大阪駅北口道路沿い 経営 ? ? 麺 こし度 3 お値段 うどん:270円
鹿児島本線 鳥栖駅 うどん・そば出張の合間にそばを試食してみました。JR九州の各駅には大概このような立ち食いそば・うどんコーナーが設置されています。
なかでも、昔から美味いという評判の高い鳥栖駅で試食。九州のそばは関東でいう「かけ」、関西では「す」だと思うのですが、一応具として「かしわ」・・鳥のそぼろと蒲鉾一切れが載ってきます。
そばは真っ黒、いかにもそば粉たっぷりの田舎そば、うどんはゆで麺。そばの方がコストパフォーマンスが高いように思えます。
出汁はかつお出汁、そう薄くもなく濃くもなく、おいしいお味です。小ネギたっぷりがネギ好きにはよろしいようで。
データ 場所 鹿児島本線 鳥栖駅ホーム 経営 ? ? 麺 そば度5 お値段 丸天ぷらそば:360円
かしわそば:290円 つい先日「更科」から「喜多」に変わったばかりのコンコースにあるそば屋がリニューアルの為閉店。上野駅は刻々と変化しています。
ここは、7-8番ホームの階段下にある昔ながらのそば店。味は普通です。
店内に懐かしい案内を発見、↓のように、車内持ち込み可という張り紙。そういえば、昔は持ち込んだものです。そば60円、容器10円ぐらいだったかな?(20年程前)、それに比べると容器代金は比較的値上がりしてませんね。
データ 場所 高崎・東北線 上野駅7-8番ホーム 経営 生そば処 ? 麺 そば度3 お値段 天ぷらそば:370円
←「車内持ち込みもできます」¥30、昔は夜行列車や急行の車内にそばを持ち込んで食べたものでした。スチロール製容器は30円だそうです。
小田急新宿駅の改札を出た所にある、その名も箱根そば。ん?箱根そばって有名??
ここは伝七くん一押しの立ち食いそば。要調査2(※)でもあった店である。
この店の一番の特徴は生麺を使用していること。更科系の白い麺で、一度に20食分ぐらいを茹でている。生麺なので時間がかかるようで、試食中ずーっと茹でていた。それだけにコシのある麺が立ち食いそばとは思えない。
都内では例を見ない(?)生麺のコシだけでも一度は試食する価値のあるお店です。
データ 場所 小田急 新宿駅・駅構内 経営 名代箱根そば・本陣 箱根そば 麺 そば度3 お値段 天ぷらそば:430円
品川駅はあずみ野、こちらは「あずみ」です。
ショウケースがあったり入り口が自動ドアなど綺麗な店構えですが、中身は駅そばなので期待はほどほどに(^^;)。
関東風のそばつゆは一般的な駅そば味を醸しだしておりますナ。特別な特徴はありません、普通にまずい?です。
自動ドアで常時閉まっているのにカレーもやっていることから、店内はカレー屋さんの香りがしています。
データ 場所 山の手線 代々木駅・南改札内 経営 あずみ ? 麺 そば度3 お値段 かき揚げそば:340円 さすがに一度に2杯は無理デス(^^;)。
登戸駅は小田急とJRがちょっとだけ離れていて、その乗り換え客を狙う形で駅前に構えている立ち食いそば屋さんです。駅やホームの制限がないので店構えはぐっとそば屋の風情を醸していますネ。美味いのかな?と想像させる暖簾は見事じゃないでしょうか。
メニューを見ると天ぷらそばがないようで、次回試食はなににしますかねぇ。試食後、下記欄を埋めます。
データ 場所 南武線・小田急線 登戸駅・駅前 経営 橘 麺 未試食 お値段 天ぷらそば:?円
南武線登戸駅 味処 食道楽南武線初の登場。登戸駅の階段下に佇む駅そばです。
ここだけの特徴はショーケース、昔懐かしい町の食堂を彷彿とさせるロウ製ディスプレイがあるんです。
それだけに、店の構えは入り口の引き戸、カウンターと1席だけのイス席などなど、10年ほど取り残された雰囲気の漂う駅そばであります。
味の方は、麺は一つ一つ袋に詰められたゆで麺(製造所不明)、これを冷蔵庫から取り出して茹でるところが鄙びていいですし、味にもいいようです。揚げはまあ普通の駅そばで過不足なし(駅そば基準)。出汁は薄目の関東風?、醤油の聞きすぎた都会の駅そばとはひと味違います。概してGOODですし、値段も登戸?(^^;)。
データ 場所 南武線 登戸駅立川方面ホーム階段下 経営 食道楽 麺 ソバ度 3 お値段 天ぷらそば:330円 「喜多」の店名が復活?!以前紹介した「更科」の店名がいつのまにか「喜多」になっています。「喜多」といえば、旧国鉄時代、東京北管理局管内にあったそば屋さんに多かった名前です。どういった理由で復活したのか不明ですけど、店構えは更科時代にリニューアルされてますし、麺は同じ柳沢製麺だし、おばさんたちも変わっていないような気がします。
さらに、つゆも麺も見事なくらい駅ソバであるところも変わらず。店名より味や麺を変えてみてはいかがなものか。
データ 場所 東北・高崎線 上野駅・2Fコンコース 経営 喜多 柳沢製麺 麺 ソバ度 2 お値段 天ぷらそば:360円 蒲田駅のめん亭がリニューアルされていました。
店が妙に白い壁に囲われ、そば屋のイメージからちょっと外していますが、店名が大きく掲げられ「大阪の味・めん亭」という名前だったことが判明。蒲田にありながら関西の味、そばもうどんも美味いのは変わらずでした。以前の姿はこちらへ。
データ 場所 京浜東北線 蒲田駅・コンコース 経営 大阪の味めん亭 ? 麺 ソバ度 3 お値段 天ぷらそば:330円 情報 2度目の蒲田なので、うどんを食べてみました。梅しらすうどん はなかなか見事です。
山の手線、京浜東北線 あじさい巡り 五反田・目黒・恵比寿・渋谷・大森
「あじさい」なので、試食なしに巡ってみました。五反田がついこの間まで小竹林だったことを考えると、五反田だけは試食しておくべきだったかも知れませんが、メニューはすでにあじさい標準になってますから期待は薄いでありましょう。
残念なのは、ついこの間まで小竹林だった五反田駅である。
次は目黒駅。南北線、都営三田線と乗り入れた東急目黒線の改修でホーム回りが更新されている。
恵比寿駅は新駅になってからあじさい。
渋谷は若者をターゲットとした店が多いなか、一応あじさいも健闘しているようだ。
内・外どちらのホームにもあじさいがある。
山の手線は品川の安曇野を過ぎると渋谷まであじさい化が進んでいる。新宿もホームにはあじさいがあるので、池袋まであじさい化されたのではないか?
それに対し京浜東北線では、まだ特徴のある駅そば屋が残っている。品川以南は大森だけのようだ。
京浜東北線はあじさいが少なく、各駅に特徴ある店がある。そんな中、大森はあじさい・・
ま、まだネタは尽きないので更新にご期待下さいネ、ネッ!
まだ残る小竹林@川崎駅